3000人中10人程しか残らなかったゲーム開発の世界で、僕が2年半「継続」できた理由
続かないのは根性がないからじゃない。変えるべきは心ではなく、部屋のレイアウトでした。
「どうやったら、そんなに長くゲーム開発を続けられるんですか?」
最近、そんな質問をいただく機会がありました。気がつけば、僕がゲーム開発を始めてから2年半ほどが経ちます。
世間一般から見れば「ストイックに頑張っている」と思われるのかもしれませんが、本人としてはまったくそんな意識はありません。むしろ、僕はもともとサボるのが大好きなタイプです。
振り返ってみると、強い意志があったからではなく、ただ徹底的に「始めるのにパワーがいらない環境」を追い求めてきたからだな、と感じています。
3000人の同期が、10人以下になった
僕がゲームを作り始めたきっかけは、「BGL」というゲーム開発コミュニティに入ったことでした。
当時の熱量は、決して高いものではありません。
「ゲームを作ってみたいけど、やったこともないし、誰かと一緒にできるならやってみようかな」という、本当に軽い気持ちからのスタートでした。
同じ時期にゲーム開発に興味を持ってコミュニティに入った人は3000人程度いたと思います。
それから2年半。 今でもゲーム開発を続けている同期は、僕を含めて10人もいません。
ゲーム開発は、やめる人が多いのが当たり前。
人付き合いがそこまで得意ではない僕は、仲良くなった仲間たちが次々と画面の向こうから消えていくのを目の当たりにして、「寂しいな」と感じることもありました。
でも、同時に「まあ、自分だけでも黙々とやればいいか」と、軽い気持ちでそのまま作業を続けていました。
独りになっても手が止まらなかったのは、モチベーションに頼らない環境が出来上がっていたからだと思います。
「家族の団らん」を言い訳にサボっていたリビング時代
そもそも、僕は昔から何かに向かってストイックに努力できるタイプではありません。
専門学校を卒業した後は半年間ニートをしていましたし、働き始めた理由も、友達に「工場の派遣に行こう」と誘われて渋々重い腰を上げただけ、というくらいにはサボるのが大好きな人間です。
そんな僕ですから、ゲーム開発を始めたばかりの頃も、サボる理由をいくらでも見つけていました。
当時はリビングでノートパソコンを開いて作業をして、終わったらパソコンを閉じて片付ける、というスタイルをとっていました。
ですが、これが僕にとっては最初のハードルでした。
まず「パソコンを持ってきて、開いて、起動する」というステップ自体が、地味に面倒くさい。この時点で、脳がサボる理由を探し始めてしまいます。
リビングにいると、家族がテレビを見ている。
すると「家族の団らんも大事だしね」と自分に最高の言い訳を作って、一緒にテレビを見て一日を終える。そんな日が何度も、何度も続きました。
ここで「モチベーションを高めようとするのはあてにならないな」と実感しました。やる気が出るのを待つのではなく、サボる理由を物理的につぶしていくしかない、と考えを変えたのです。
三段階のスペース移動
そこから、僕の「始めるパワーをゼロにする」ための試行錯誤が始まりました。
① リビングに「開きっぱなし」のスペースを作る
片付ける面倒くささを無くすために、リビングにノートPCを開いたまま置いておける専用のスペースを作りました。「開く面倒くささ」は消えましたが、やはりテレビの音や家族との会話があると、どうしても意識が引っ張られてサボってしまいました。② 物置部屋へ作業スペースを隔離する
次に、誘惑を断つために物置部屋にデスクを設置して、そこを作業スペースにしました。テレビの誘惑は消えましたが、今度は「物置部屋までわざわざ移動する」という小さなハードルが生まれ、やはりサボってしまう日がありました。③ 寝室のベッドの横へ移動する 最終的に行き着いたのが、自分の寝室のベッドの横に作業スペースを丸ごと移動することでした。
朝起きた瞬間、そして夜寝る直前。嫌でもパソコンが目に入る環境です。
ここまでくると、「モチベーションが上がらないな」という日でも、「とりあえずパソコンを起動するだけでもいいか」と割り切れるようになりました。
そして不思議なもので、一度やり始めてしまうと、そのまま手が止まらなくなって気がつけば何時間も作業している、ということがよくありました。
結局は、部屋のレイアウトだった
3000人いた同期が10人に減っていく中で、僕が生き残れたのは、決して意志が強かったからではありません。
自分の意志の弱さを自覚して、サボる言い訳ができない環境を作っただけなんですよね…
「続けられない」と悩むとき、足りないのは根性ではなく、もしかしたら作業机の場所のような、ごく単純な環境のせいなのかもしれません。
僕の場合は、部屋のレイアウトを変えたことが、2年半の継続に一番効いています。
参考に…なるのかなこれ


2年半の継続、ほんとすごいです✨
ぼくも多分同じ頃にBGLに入って、最初はROM専で、そのあと少しUEFNを触ったけどそんなに続かず、、
ゲームをつくるのは面白いけど、別に何かに強制されてるわけじゃないし、仕事に家庭にと言い訳は山ほどありました。
それでもやっぱりもう一度チャレンジしたくて、昨年末ぐらいから始めたRoblox開発、楽しくがんばります😆
熱いメッセージありがとうございます
そういえばスンギの作ってましたねw
なんでも経験したことは後々役に立つはずですのでこれからも応援してます